JTBは、多様化している花見の楽しみ方についてこのほど調査し、その結果を11日に発表した。花見に誰と行くかの質問では「夫婦・家族」の回答が60%を占めて最も多かった。
調査は2月7〜13日にウェブ上で実施。すでに花見の計画をしている人や現在計画中の人は15%という状況。最も多いのが「行きたいがまだ決まっていない」の回答で、41%だった。
花見の計画をするのは順に「1週間ぐらい前」32%、「2〜3日前」20%、「2週間ぐらい前」16%となっている。
桜の鑑賞と併せて、花見の時に楽しみたいことは、「周辺観光や旅行」が26%、「グルメ」が25%で1位、2位となり、合わせて半数を占めた。
誰と花見に行くかは「家族・夫婦」が60%で最多となり、「『職場の同僚』や『サークル仲間』『近所の仲間』などと交流をしながらの花見よりも、気のおけない家族と桜の景観を楽しむ人が多いようだ」とJTB。2位は19%で「友人」。
花見に行くならどこに行きたいかは(1)京都(2)東京(3)奈良(4)青森(5)静岡がベスト5。京都は観光と併せて花見を楽しみたい、一生に一度は訪れてみたいという意見が多かった。東京の回答者は、新宿御苑や上野恩賜公園など、シートを広げて花見の宴会をするようなイメージを持つ人も多いという。奈良は桜の名所の吉野が圧倒的に人気だ。